「好きな子に振り向いてほしくて」筋トレを開始 大幅な増量のために「白米5合、豚肉1㎏」
「毎日白米5合、豚肉1㎏食べていました」。昨年末に開催されたゴールドジムJAPAN CUPのボディビル65kg以下級で見事優勝に輝いた足立正友(あだち・まさとも/26)選手。2019年にベストボディ・ジャパンに出場し、その後58kgから80kgにまで大幅バルクアップ。ハイレベルな大会であるゴールドジムJAPAN CUPで優勝するほどの身体を作り上げた食事法とは? 【写真】足立正友選手の全国大会を制したバキバキボディ
小4でトレーニング開始!?
「小学校4年生のときに、好きな子に振り向いてほしくて自重トレーニングを開始しました(笑)。そこからどんどん筋トレにハマっていき、今に至るという感じですかね」 「本格的なボディメイクは2019年に始めました。もともとボディビルに出ようと思っていたのですが、まだまだボディビルの身体ではないなと思い、最初は比較的挑戦しやすいベストボディ・ジャパンに出場しました」 初コンテスト後のオフに、22kgの大幅増量。 「翌年2020年はコロナ禍でコンテストがなくなったので、2019年~2020年に大幅にバルクアップしました。ベストボディに出たときの体重が58kgなのですが、最終的に80kgまで増やしましたね。そのときは1日5000kcalほど食べるようにしていました(笑)」 「具体的には、白米5合、豚肉1㎏、加えて鶏肉、卵をちょこちょこ食べるといった食事でした。その他食べたいときにジャンクフードを食べていて、半年ほどで約20kg増えたことになりますね」
バルクアップ成功の秘訣とは
適切なバルクアップ法により、足立選手は筋肉の成長を実感できたという。 「2021年にはJBBF群馬県ボディビルオープン大会に出場したのですが、絞ってみた結果、筋肉がかなり成長していた実感はありました。80kgまで増やしたときは、ただやみくもに高重量を扱うのではなく、トレーニングのパフォーマンス(テンポ、スピード、可動域など)を変えずに重量やレップ数を伸ばすことを意識していたので、それが要因かと思っています」 バルクアップの経験を重ねる中で、様々な効果を実感するように。 「その後、2021年~2022年にかけてのオフは75kgまで増量し、カットが増えたり、筋肉のコンディションが上がった感覚がありました。その翌年の2022年~2023年にかけてのオフではトレーニング中にポージングを取るときの力の入れ方を意識したことで、マッスルコントロールがより上達しました」 最後に、足立選手が考える「バルクアップ成功の秘訣」を教えてもらった。 「まず、食べる量を確保することが重要です。ただやみくもに増やすのは良くないので、身体の声を聞きながら、無理のない範囲で増やしていくといいと思います。トレーニングでは、トレーニングのパフォーマンスを維持しながら重量やレップ数を上げていくこと、BIG3などの基本種目を突き詰めていくことがバルクアップに重要だと思います!」
取材:FITNESSLOVE編集部
【関連記事】
- ■「ブラットピットに憧れて」トレーニングを開始し、ジャパンカップ2位!1年で大きく身体を変えられた理由は、「50セット」のトレーニング
- ■5時起きでトレーニングに励む22歳・新社会人ボディビルダーの深いカットの入った太い脚と背中のボコボコ感が凄い
- ■エンジニアとして「12時間勤務、休みなし」のハードワークでもボディビル日本大会優勝!芸術的な筋肉美を見よ
- ■ベンチ190kg、スクワット210kg、デッドリフト260kg!? やり投げ選手にしてボディビルダーの27歳の大迫力の筋肉を見よ
- ■筋肉隆々の全身を作り上げた「筋トレへの情熱」。一日2~4時間トレーニングする35歳・トラックドライバーの野獣のような肉体