カープチケット購入、球団サイトつながりやすく 3月1日の今季分販売から新システム
広島東洋カープは、球団公式ホームページ(HP)で入場券を販売する際に、サイトにつながりにくくなる状況を緩和しようと、「仮想待合室」と呼ばれるシステムを導入する。球団HPでの今季の主催公式戦の入場券を3月1日午前8時から販売。午前7時45分から自動で「仮想待合室」に案内する。 アクセス集中によるサーバーダウンや不具合の発生を防ぐためのシステム。購入希望者は当日の午前7時45分から同59分までに球団HPの入場券販売のページにアクセスすると、「仮想待合室」に案内され、画面が表示される。抽選で順番を決定し、8時以降順次、入場券販売のページに案内され、購入できる仕組み。 午前8時以降もアクセス集中が緩和されるまで「仮想待合室」は開設され、先着順で案内される。「並んでいる人数」「アクセスできる推定時刻」「待ち時間の目安」などが表示。順番になると、入場券販売のページに案内される。順番が来てから10分以内にアクセスしなかった場合は無効となり、並び直しになるという。 このシステムは東京五輪の入場券販売時にも採用され、他球団ではロッテが導入している。球団担当者は「毎年、売り出し日には多くのアクセスをいただき、ご迷惑をおかけしていた。つながりにくくなる不便を少しでも改善できるようにと思い、導入した」と説明している。
中国新聞社