J2大分のU―19日本代表MF保田堅心がベルギー1部ゲンク移籍
J2大分のU―19日本代表MF保田堅心(19)が、来年1月にベルギー1部ゲンクに移籍する可能性が高いことが25日までに分かった。複数の関係者によれば、完全移籍のオプションが付いた半年間の期限付きで、現地でのメディカルチェックを経て正式サインを結ぶ見通し。最初はセカンドチーム(ヨングヘンク)からのスタートになる予定という。 福岡出身の保田は大分ユース出身で、高校2年時の22年に2種トップ登録され、同年6月にJ2でプロデビュー。23年にトップ昇格し、今季も31試合4得点と活躍した。 将来が嘱望される大型ボランチを巡っては、オランダ1部NECナイメヘンも調査していたが、保田本人は最終的に日本人になじみ深いベルギークラブへの入団を決めたという。 ゲンクのセカンドチームでは、今年3月に神村学園高からJリーグを経由せずに海外移籍した1学年下のDF吉永夢希(18)と一緒にプレーすることになりそうだ。 ◇保田 堅心(やすだ・けんしん)2005年(平17)3月5日生まれ、福岡県出身の19歳。鳥栖ジュニアユース出身で、ユースに昇格できずに大分ユースに入団。高校2年の21年8月に大分のトップに2集登録され、23年にトップ昇格。24年8月にJ2月間ヤングプレーヤー賞を受賞。日本代表はU―18世代から選出され、22年、23年にU―20アジア杯出場。1メートル82、74キロ。利き足は右。