1軍の“主力”になれない…?巨人、出場機会に飢える選手(6)かつては「ポスト坂本」の評価も
プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも、所属する球団の戦力状況によって一軍での出場機会に恵まれない選手も少なくない。王座奪還を目指す読売ジャイアンツは、昨オフに積極的な補強を行い、投打ともに戦力が充実している。ここでは、一軍での出場機会に飢える巨人の選手を紹介したい。
中山礼都
・投打:右投左打 ・身長/体重:182cm/82kg ・生年月日:2002年4月12日 ・経歴:中京大中京高 ・ドラフト:2020年ドラフト3位 内野のレギュラー陣がほぼ固定されている読売ジャイアンツにおいて、なかなか出番が回ってこないのが、中山礼都だ。 中京大中京高から2020年ドラフト3位で巨人に入団。高卒1年目からファームで44試合に出場し、打率.309をマークするなど潜在能力の高さを発揮した。 翌2022年には早くも一軍で50試合に出場。同年は打率.198と打撃に課題を残したが、「ポスト坂本勇人」として期待が寄せられた。 昨季は年間を通して一軍に定着。自己最多の78試合に出場し、打率.239、5盗塁を記録。 今季は開幕一軍入りを逃したが、4月9日に一軍昇格。同月20日の試合では代打で出場し、森下暢仁(広島東洋カープ)から今季初安打をマークした。 しかし、内野陣の壁は厚く、5月7日に二軍へ再降格。現レギュラー陣に割って入るのは難しい状況なだけに、途中出場などの少ないチャンスを活かしていきたい。
ベースボールチャンネル編集部