上土の街でスタンプラリー 松本大の畑井ゼミ生が企画 長野県松本市
松本大学(長野県松本市新村)の総合経営学部観光ホスピタリティ学科の畑井治文教授のゼミに所属する4年生が11月8日まで、松本市中心市街地の上土町でスタンプラリーを実施している。外国人観光客らに「大正ロマンの上土を知ってもらいたい」と町内のレトロな雰囲気が漂う建物5カ所にスタンプを置いた。 以前、映画館だった上土シネマや上土劇場、擬洋風の外観が特徴的な下町会館などをゴム印にし、それぞれの建物の前にスタンプを押す場所を設けた。全スタンプを集めると、町内の上土シネマミュージアム(上土シネマ)で大正や昭和時代の松本の街の写真ポストカード1枚がもらえる。 竹中葵さん(22)は「上土の魅力は、街で暮らす人たちがよく街角で話していて、人と人との距離が近いこと」と言い、飛島(とびしま)里香さん(21)は「松本の街に増えてきている外国人観光客にも、歩いて魅力を感じてもらいたい」と願う。 同ミュージアムを運営する上土商店街振興組合とラージヒル(東京都新宿区)が協賛する。スタンプの台紙は5カ所のスタンプ台に置いてある。
市民タイムス