「取り消してほしいな」ヤクルト・山田哲人が青木宣親への“本音”をポロリ 「一緒にプレーできる喜びをかみ締めたい」
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト 5-1 広島(19日、神宮球場) ヤクルトは広島相手に2連勝。試合後に山田哲人選手は、お立ち台でチームメートへの本音をもらしました。 2回に試合を振り出しに戻す12号ソロホームランを放った山田選手。4回にも勝ち越しの犠牲フライを放つなど活躍を見せました。 この日の広島の先発は、今季ヤクルト戦に4戦無敗の床田寛樹投手。「とにかく勝ちたいという思いで挑みました」と試合前の思いを明かした山田選手は、2回のソロHRを「バッティングカウントだったので、悔いないようにフルスイングしようと思って。本当に理想というか、それ以上のバッティングができました」と振り返りました。 その後、インタビュアからの質問は、2日連続で代打で打席に向かい連日ヒットを放った青木宣親選手の話に。 先日、今季限りの引退を発表した青木選手に対し山田選手は「背番号も受け継いでいますし、本当に今日のヒット見たら(引退を)取り消してほしいなと思うんですけど…」とさみしさを隠すように笑顔で本音をポロリ。球場に集まったファンから声があがると改めて表情を引き締め「残り試合少ないんですけど、青木さんと一緒にプレーできる喜びをかみ締めたいなと思います」とコメント。その言葉を心に刻むように数回小さくうなずきました。