世界1位でV フェデラー以来史上2人目、シナー 芝で初タイトル<男子テニス>
テラ・ウォルトマンオープン
男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は23日、シングルス決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第5シードのH・フルカチュ(ポーランド)を7-6 (10-8), 7-6 (7-2)のストレートで破り優勝を飾った。 【錦織圭vsナヴォーネ 1ポイント速報】 22歳のシナーが同大会に出場するのは2年連続2度目。昨年は準々決勝で途中棄権し大会を去った。 シナーは6月10日付のATP世界ランキングで初の世界ランク1位の座に就いており、王者として迎える初の大会となった今大会は1回戦で同27位のT・フリークスポール(オランダ)、2回戦で同45位のF・マロジャン(ハンガリー)、準々決勝で同41位のJ・シュトルフ(ドイツ)、準決勝で同42位のジャン・ジジェン(中国)を下し決勝に駒を進めた。 決勝戦、シナーは10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得。フルカチュに1度もブレークを許すことのないプレーを見せる。リターンゲームでは13本のサービスエースを決められるなど、同じくブレークを奪うことができなかったが、2度のタイブレークを制し1時間49分でツアー14度目、芝コートの大会では自身初となるタイトルを手にした。 同大会で世界ランク1位の選手が優勝を飾るのはR・フェデラー(スイス)以来、シナーが史上2人目となった。なお、フェデラーは同大会で過去10度優勝を飾っている。
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