玉城知事「国の強硬姿勢が続き看過できない」代執行による大浦湾側の工事着手から1年
沖縄テレビ
普天間基地の名護市辺野古への移設工事を巡り国が代執行により大浦湾側の工事に着手してから今日で一年となります。 玉城知事は「国の強硬姿勢が続いていて看過出来ない」と政府を批判しています。 きょう名護市辺野古では市民団体が工事に反対し抗議の声を上げていました。 普天間基地の移設工事を巡り国は代執行によって沖縄防衛局の設計変更申請を県に代わって承認し去年、軟弱地盤が広がる大浦湾側の工事に着手しました。 この間、大浦湾側での護岸工事や辺野古崎付近の埋め立てなど新たな工事が始まったほか昨年末には、地盤改良工事に向けた敷き砂に着手し、近く砂杭の打ち込み作業に移ると見られます。 玉城知事: 沖縄県側としては埋め立て承認の留意事項に基づく協議が整うまでは工事に着手しないようにという事を求めてまいりましたが、非常に看過できない強硬姿勢が続いているものと思っています 玉城知事は、工事の進捗状況について適宜情報提供を求めるほか新たな事由が発生した場合、関係法令に則って適切に対応するとしています。
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