手作りのお手玉100個を小学校へ 南房総市和田地区の仲岡美奈子さん(千葉県)
南房総市和田地区の主婦仲岡美奈子さんが8日、子どもたちのためにと、手作りのお手玉100個を嶺南小学校(鈴木康代校長)に贈った。 中学生の頃から、趣味で編み物や洋裁などをしている仲岡さん。現在も月に1回、和田コミュニティセンターの編み物サークルなどで活動しながら、手芸をたしなんでいる。 お手玉は、洋服作りの過程で出る端切れを有効活用しようと作ったもので、「いろんな人に昔の遊びに親しみ、楽しんでもらえたら」という思いから、小学校や福祉施設への寄贈を思いついたという。今回は、地元の嶺南小学校と孫が通う学校、地域の老人ホームの3カ所に100個ずつ贈るため、計300個作った。 この日、嶺南小学校を訪れた仲岡さんは、「たくさん遊んでください」と4年生の石橋幸哉さんにお手玉を手渡した。 お手玉が得意だという石橋さんは、仲岡さんにお手玉遊びを披露し、「私たちのためにお手玉を作ってくれて、ありがとうございます。みんなで大切に使います」と感謝を伝えた。