ソフトバンク、18歳の育成外国人サルディが3軍戦で2回無失点 1日に1軍デビュー前田悠伍の投球を「見る、見る」 同い年から刺激
◆交流戦・ソフトバンク3軍7―6BCリーグ所属球団選抜チーム(9月30日、タマスタ筑後) ■まるで映画のワンシーン、球場入りする柳田悠岐【復帰戦写真多数】 ソフトバンクの育成外国人、ダリオ・サルディ投手(18)が先発し、2回無失点に抑えた。 キューバ出身で、身長186センチの長身左腕。初回から真っすぐで押し、三者凡退。2回も1死から四球の走者を出したが併殺打に打ち取った。最速は142キロ。「球速よりもコントロールを重要視した」と振り返った。 小川史3軍監督は「2回は予定。最近、制球力がよくなかったけど、きょうは良かった」と評価した。 1月下旬に来日。トレーニングや食事などで、10代の体は日に日に大きくなり、来日時に81キロだった体重15キロ増で96キロに。「ちょっとね」と日本語で話し、笑う表情があどけない。 一緒に練習してきた同じ左腕の、ドラフト1位ルーキーの前田悠伍投手(18)=大阪桐蔭高=は、10月1日のオリックス戦(みずほペイペイドーム)で初登板が決まっている。練習の時、一番話していたという仲で、「(中継を)見る、見る」と語った。「(前田悠が)投げている姿を見れば、自分も(1軍に)行きたいと感じると思う。そのためには、もっと練習をしてレベルを上げていかないといけない」と強調。同じ2005年生まれの友の姿を、刺激にするつもりだ。(浜口妙華) 【#OTTOホークスファーム情報】
西日本新聞社