今季1試合登板のみも…藤川球児監督の下で大化け期待の阪神「155キロ右腕」は
ドラフト同期に負けじと
一軍登板はこの1試合のみだったが、貴重な経験になった。秋季キャンプに参加する投手20人の中にも選ばれている。身長188センチの長身から常時150キロ以上を計測する直球は迫力十分。パワーカーブ、フォークも精度が上がり、奪三振能力が高い。 阪神の救援陣はハイレベルだ。桐敷拓馬、岩崎優、ハビー・ゲラ、石井大智、島本浩也、岡留英貴、富田蓮、浜地真澄ら質の高い投手がそろう。佐藤蓮と同期入団の石井は自己最多の44試合登板で1勝1敗19ホールド、防御率1.35の好成績をマーク。石井だけではない。村上、佐藤輝明、伊藤将司、中野拓夢と同期が次々に主力選手になり、「黄金ドラフト」と形容される。ドラフト3位で入団した佐藤蓮も負けられない。藤川監督の下で大輪の花を咲かせられるか。 写真=BBM
週刊ベースボール