MLBからNPB復帰 移籍先は古巣?それとも新天地?どっちが多い?ポスティング利用者の半分は旧所属球団で再出発
米大リーグ・ジャイアンツをFAになった筒香嘉智外野手が、古巣・DeNAに復帰することが決まった。これまでにポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦した日本選手は過去に24人いるが、MLBへの挑戦を終えた後、NPBに復帰した選手の移籍先はどこが多いのだろうか。 【写真】バズーカさく裂!阪神時代の城島健司氏 24選手中、MLBから直接NPBに復帰したのが半分の12人。ヤクルトからドジャース、メッツと渡った石井一久のように、古巣に戻ったのが、中村紀洋、青木宣親、田中将大、山口俊、筒香の6選手。 逆に、古巣ではない球団に移籍したのが、松坂大輔(西武→ソフトバンク)、岩村明憲(ヤクルト→楽天)、井川慶(阪神→オリックス)、西岡剛(ロッテ→阪神)、牧田和久(西武→楽天)、有原航平(日本ハム→ソフトバンク)の6選手で、ちょうど半々という結果になっており、必ずしも古巣に戻るという事例が多いわけではないことが分かる。(カッコ内はMLB移籍前のNPB所属球団と、MLB挑戦後のNPB所属球団) また、海外FA権を行使してMLBに挑戦し、その後、NPBに復帰した選手でも、古巣以外の球団に新天地を求めた例も多い。 吉井理人 ヤクルト→オリックス 木田優夫 オリックス→ヤクルト 新庄剛志 阪神→日本ハム 松井稼頭央 西武→楽天 城島健司 ソフトバンク→阪神 福留孝介 中日→阪神 その一方、佐々木主浩、田口壮、黒田博樹、高津臣吾など、かつての所属球団と再契約を交わしている例も少なくない。