美人姉妹雀士・二階堂亜樹 瑠美は「姉であり、友人であり、お母さんみたいな存在」
麻雀プロリーグ戦・Mリーグの女流雀士にインタビューする本企画に、美人姉妹としても知られる妹・二階堂亜樹(EX風林火山)が登場。女流雀士人気の草分け的存在の亜樹に、麻雀を打つようになったきっかけや、チームメイトでもある姉・瑠美との関係性、Mリーグの魅力を聞いた。 ◇ ◇ -今シーズンここまで思い描いていた戦いができている? 「シーズン前から、もちろん優勝を目標に掲げています。風林火山はレギュラーシーズンで現在7位。ファイナル進出のための条件が6位以内なので、順位はとても意識しています。過去にも、マイナス100ポイントあたりでファイナルに進出しているチームもいたので、まずはポイントをマイナス100くらいには持って行きたいと思っています」 -チーム内で自分の役割について意識していることは? 「昨シーズン、藤沢監督からキーマンに指名されました。それ以来、自分なりにどうやってチームを引っ張っていけばいいのだろうと考えるようになりましたし、このチームで頑張っていきたいという気持ちがさらに強くなりました。試合以外でも、例えば(チームメイトの)ガセさん(松ヶ瀬隆弥選手)などのインタビューにはわたしも同席するようにしています」 -麻雀をするきっかけは? 「父が雀荘を経営していたので、物心ついたころから麻雀に親しんでいました。しかも超がつくほどのファザコンだったので、父がしていることを真似したくて夢中でやってましたね。小さいときはルールも分からなくて、役もタンヤオやリーチ、チートイツの3つぐらいしか知らなかったんです。それでも好きで、ファミコンの麻雀ゲームや対戦型のテーブルゲームでもよくやっていました。そうこうしているうちに12歳ぐらいでルールを覚えて、16歳ぐらいで点数も数えられるようになりました。実は(姉の)瑠美さんより麻雀を覚えたのが早かったです。瑠美さんが麻雀を始めたのは、わたしが18歳でプロになってからですね。瑠美さんはわたしにとって、姉であり、友人であり、お母さんみたいな存在でもあります」 -その姉とともに美人姉妹としても知られ、麻雀や女流雀士の人気を引っ張っている。麻雀界の変化を感じることは? 「ここ10~15年ぐらいですごく変わったと思います。一昔前、麻雀といえば皆さんダークなイメージをお持ちだったと思いますが、今では禁煙の雀荘なども増えて、女性でも楽しめる場になったと思います。7年目を迎えたMリーグや、放送対局の影響も寄与していると思います」 -姉・瑠美さんとは普段から麻雀の話をする? 「瑠美さんとは、多い時で週5日くらい会っています。一緒にいる時間が本当に長いので、当然、麻雀の話もします。対局後に対戦した相手のことなど情報を共有することもありますね。ただ、麻雀以外の話をする時間の方が圧倒的に多いです。YouTubeチャンネルのスケジュールや、あそこのあれが美味しいとか、あそこ行きたいとか…たわいもない話ばかりですね。(笑)」 -パチンコもお好きだとか。 「周りにパチンコ好きの人が多くいたので、わたしも好きになりました。麻雀をやっている人はパチンコも好きで、逆にパチンコ好きの人も麻雀が好きな人が多い印象を持っています。パチンコも昔はダークなイメージがあったと思いますが、今ではダークなイメージをどんどん払拭しているなと思います。麻雀とパチンコで大きな違いは、麻雀は対人相手、パチンコは台が相手であることだと思いますが、私はパチンコも同じく好きで趣味ですね。」 -Mリーグ、チームのファンの方にメッセージを 「いつも観てくださってありがとうございます。Mリーグに参加している選手たちは、アイドルやモデル、声優など、すでにファンがついている選手も最近では多く参加しています。その分野で応援していたファンの方々が、Mリーグを観て、推しの選手の麻雀での活躍も応援する。麻雀で推しの選手が見つかったファンは、他分野での活動も応援する、というような相互作用が起きているかなと思っています。今後もこういった好循環が広がっていけばいいなと思っているので、Mリーグ、そして推しの選手の応援をよろしくお願いします」 ◆Mリーグ 優勝賞金5000万円を9チームで争う。1チーム男女混成の4人で構成。レギュラーシーズンの上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。さらに上位4チームがファイナルシリーズに進み、優勝を目指す。ABEMAで全試合無料生中継中。 ◆二階堂 亜樹(にかいどう・あき)1981年生まれ。神奈川県出身。日本プロ麻雀連盟所属。99年に、史上最年少の18歳でプロ雀士としてデビュー。第2・3期女流桜花、第3期プロクイーンなど多数のタイトルを獲得。2018年のMリーグ発足年に、ドラフト1位指名でEX風林火山に所属。姉の二階堂瑠美もプロ雀士で、姉妹でともに注目を集めている。