第１日、５番で第２打を放つ石川遼

◇１４日　男子ゴルフ　ダンロップフェニックス第１日（宮崎市、フェニックスＣＣ） 　緊急参戦した松山英樹（３２）＝レクサス＝が５バーディー、１ボギーの６７で回り、４アンダーで首位まで２打差の８位で発進した。前週優勝で、松山と６年ぶりに試合で同組となった石川遼（３３）＝カシオ＝は７１のイーブンで４８位。６アンダーの佐藤大平（３１）＝クリヤマＨＤ＝が首位に立った。 　石川は松山英樹との久々のラウンドに、「一緒に回っている人が回っている人。いいところを見せたい気持ちがあった」という。イーブンの初日に「ぎりぎり、という感じ。アンダーだったら１００点だったが」と振り返った。 　ティーショットが左右にぶれて、枯れた松葉の上から打つことが多かった。グリーン上も「いいパッティングをしても、ラインに乗らなかった」と残念そう。プレー中に談笑するシーンが何度もあったライバルについては「すごいゴルフ。自分とは違うゴルフ。自分のゴルフを極めていっている」と話した。 　アンダー圏内には入れなかったが、首位まで６打は、挽回可能な差。「パッティングでいいパフォーマンスをしたい。運に左右されない攻め方をしたい」と、２日目を見すえた。