【プレビュー】楽天・田中将大が今季初登板!3位のロッテは最下位の西武と対戦、ほか | パ・リーグ | プロ野球
9月28日~29日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs オリックス・バファローズ
4位の楽天と5位のオリックスが対戦。 3位のロッテを1ゲーム差で追う楽天は、田中将大が今季初登板のマウンドに上がる。昨年オフに右肘の手術を受けた影響で今季は出遅れたが、ファームでは5試合に登板し、23回を投げて防御率3.91の成績。9月13日の試合では7回98球を投げて2失点の好投を見せていた。逆転でのCS出場へ、頼もしいベテラン右腕が戻ってきた。 オリックスは9月、8連敗を喫するなど負けが込んでいる。先発の高島泰都は9月2日の楽天戦以来の一軍登板となる。その試合では5回途中5失点と打ち込まれただけに、この試合ではリベンジの期待がかかる。
埼玉西武ライオンズ vs 千葉ロッテマリーンズ
最下位の西武と3位のロッテが対戦。 西武はドラフト2位ルーキーの上田大河が、プロ初先発のマウンドに上がる。今季はここまで全て中継ぎで16試合に登板、0勝0敗1ホールド、防御率3.26の好成績をマーク。初先発でプロ初勝利を手にすることができるか、ルーキーの投球に注目しよう。 2位の日本ハムとは6.5ゲーム差、4位の楽天とは1ゲーム差で3位のロッテ。直近10試合で3勝7敗と苦しんでいるが、なんとしてもAクラスを死守したいところ。注目は9月打率.373、7本塁打、17打点のソト。チームの勝利に繋がる一本を放ちたい。
北海道日本ハムファイターズ vs 福岡ソフトバンクホークス
2位の日本ハムと優勝を決めたソフトバンクが対戦。 CS出場を決めた2位の日本ハムは、ソフトバンクに対して6連勝中。6連勝のスタートを切ったのが、北山亘基だ。今季はここまで12試合で5勝1敗、防御率2.29の好成績をマーク。平均6イニング以上を投げて試合を作り、勝利数も自己最多まであと1つとしている。CSを勝ち抜くためにも、ここでソフトバンクを叩いておきたいところだ。 一方のソフトバンクは、今月だけで7連勝、5連勝を1回ずつ記録するなど好調。優勝しても勢いは止まらない。注目は33本塁打、95打点で二冠を突き進む山川穂高。本塁打は2位と9本差でタイトルをほぼ手中にしているが、打点王争いでは2位と8点差と、まだ油断できない。ラストスパートで二冠の座を確かなものにしたい。