ブラックに身を包むミリタリーウォッチは「ステルス機F-22」がモチーフ!? 視認性とデザイン性を両立させたルミノックス最新作の実力とは
●根強い強い支持を集めるミリタリーウォッチ、F-22ラプターの最新作
1989年に創業したスイスの腕時計ブランド・ルミノックス。強靭さと優れた視認性に定評あるブランドとして、また米海軍特殊部隊Navy SEALsや航空業界との深い関わりを有していることに関しても、時計愛好家の間ではつとに有名。 【画像】空の王者たる威厳を備えたパイロットウォッチを画像で見る(8枚) 昼夜を問わずはっきりと時間が読める独自の自己発光イルミネーションシステム“LLT”の実用性は、あらゆるプロフェッショナルの現場で重宝されています。 個性豊かなコレクションがとりどりに揃いますが、中でもとりわけミリタリーファンを中心に高い人気を誇るのが、2009年に誕生したF-22ラプターコレクション。
これは、ロッキード・マーティン社が開発したアメリカ空軍ステルス戦闘機・F-22ラプターにインスパイアされたパイロットウォッチ。 空の王者である猛禽類を意味する名前の通り、高いステルス性能、大推力エンジンによる優れた機動力と超音速巡航能力を併せ持った世界最強の戦闘機をイメージしたこのモデルは、手元で圧倒的な風格と存在感を放ちます。 2009年に初代モデル、2010年に2ndモデルが世界限定100本で発売されるやたちまち完売。2011年には日本限定“ブラックラプター”、2016年にはよりモダンなスタイルに刷新したバリエーションが登場するなど多彩な進化を遂げながら歴史を紡いできました。 そんな人気シリーズよりこの12月に最新作「F-22 ラプター 9270 シリーズ」(品番:08909271 28万6000円、消費税込)が登場。2011年の日本限定モデルと同じくケースとブレスレットをブラックカラーで統一したクールな印象のタイムピースです。
●軍用時計としての特性を強調しつつ、よりスタイリッシュなルックスへと進化
あらためてディテールを見ていきましょう。ブラックPVD加工が施されたチタニウムケースはサイズ44mm、絶妙なサイズ設計と素材の選択により、軽量性と耐久性、視認性をバランスよく担保しています。
戦闘機のコックピットを想起させるダイヤルデザインは2016年モデルを踏襲しますが、自己発光素材“LLT”を用いたインデックスはオリジナルモデルに近いデザインへと回帰。 またベゼルの形状も、なめらかな機体曲線を想起させる波状のデザインへと変更されるなど、ミリタリーウォッチとしての特性を強調しつつも、日常生活の中でもおしゃれに装着できるよう、よりスタイリッシュなルックスになっています。 ムーブメントにはスイス製クオーツクロノグラフ Ronda 5050.Cを採用。クロノグラフ機能に加え、6時位置にはビッグデイトを搭載、また12時位置には2016年モデルでは外されていた曜日表示が復活するなど実用性も向上。200m防水性能やサファイアクリスタル風防といった高スペックも装備するなど、アウトドアや日常のさまざまなシーンでオールマイティに活躍できるタイムピースへと進化しています。 ミリタリーファンはもちろんのこと、ファッション性を求めて軍用時計に関心を寄せるユーザーにも自信を持っておすすめできる1本です。 ●製品仕様 「ルミノックス F-22 ラプター 9270 シリーズ」 ・品番:08909271 ・価格(消費税込):28万6000円 ・ケースサイズ:44mm径・14mm厚 ・ケース、ブレスレット:チタニウム(ブラックPVD加工) ・風防:サファイアクリスタルガラス(片面無反射コーティング) ・ムーブメント:スイス製 Ronda 5050.C クォーツ ・駆動時間:製造から約4年 ・防水性能:200m(20気圧)防水 ・発売時期:2024年12月6日
VAGUE編集部