タイガー・ウッズ、ヒーロー・ワールド・チャレンジでプレーせず。ホスト役に徹するとSNSで表明
PGAツアーフェデックスカップフォール最終戦が終了した週明けの月曜日、タイガー・ウッズは自らホストを務めるヒーロー・ワールド・チャレンジでプレーしないことをSNSを通じて表明した。もはやタイガーがいつどの試合を欠場しても驚かなくなったが48歳の近況が気になる。 タイガー・ウッズのドライバー連続写真(撮影/BlueSkyPhotos)
タイガーはこの秋。腰の神経圧迫を修復する手術を受けている。体調についての詳しい説明はないが「今年のヒーロー・ワールド・チャレンジに出場できないのは残念。しかし大会ホストとして現地に赴くことを楽しみしています」とSNSのXに投稿した。 あわせて最終出場者3名も発表。ジャスティン・トーマス、ニック・ダンラップ、ジェイソン・デイが新たにメンバーに加わることがわかった。 20名のトッププレーヤーを擁する豪華ラインナップにはスコッティ・シェフラー、ラドビッグ・アバーグ、ウィンダム・クラーク、パトリック・カントレーら世界ランクトップ10のうち4名が含まれている。 今季のタイガーはメジャー4試合に出場し予選を突破したのは最下位に終わったマスターズだけ。昨年のヒーロー・ワールド・チャレンジには出場し18位と震わなかったが「来年に向け手応えがあった」と語っている。 20年からは息子のチャーリーと一緒に親子イベントPCNチャンピオンシップに出場しているが、それについてはカートでのプレーが許可されているため、出場するのでは、という希望的観測が多く聞かれる。 また年明けにはタイガーとローリー・マキロイが主催するハイテクインドアイベントTGLが開幕する。各チーム4名、6チームによるチーム対抗戦でタイガーはトム・キム、マックス・ホーマ、ケビン・キスナーとともにジュピター・リンクスGCのメンバー。 ティーショットをスクリーンに向かって打ちアプローチは実際に特設されたインドアコースでプレーする最新テクノロジーを融合したプレースタイルは未知数な点が多いが観客を巻き込むエキサイティングはスポーツエンターテイメントになりそうだ。 12月30日生まれのため、TGL開幕の頃にはタイガーは49歳。米シニアのPGAツアーチャンピオンズでプレーするかどうかは不明だが、悲しいかなレギュラーツアーでのタイガーのタイムリミットは近づいてきたようだ。
川野美佳