『劇場版ドクターX』のの完成報告会見に出席していた

西田敏行さん【写真：荒川祐史】

　俳優の西田敏行さんが東京都内の自宅で亡くなったことが17日、分かった。76歳だった。芸能界からは悲しみの声が寄せられているが、作品を楽しんでいた視聴者も突然の訃報にショックを隠せないようだ。 【写真】人気俳優が公開　西田敏行さんから贈られた「僕の宝物」 『釣りバカ日誌』シリーズでは主人公のハマちゃんとしてABC『探偵!ナイトスクープ』では2代目局長として活躍していた西田さん。今月8日には『劇場版ドクターX』（12月6日公開）の完成報告会見に出席し元気な姿を見せていた。 　さまざまな作品で西田さんを見てきた視聴者からは「もう見れないなんて本当に残念」「家族で楽しんだ」「天国で穏やかに過ごせますように」「早すぎだよ西田さん」「随分、楽しませてもらった」「大好きなご出演作がたくさん」「もうそんな時代なんだな」「ショックだ」「西田敏行さんまじか」「あまりに突然」など悲しみの声であふれている。 　西田さんは1947年11月4日、福島県郡山市出身。明治大進学後に中退し、70年に劇団青年座に入団。同年『情痴』で初舞台を踏み、71年には舞台『写楽考』で初主演を務めた。その後は舞台、テレビ、映画など多数に出演。代表作の『釣りバカ日誌』シリーズでは主人公のハマちゃんを演じた。またABC『探偵!ナイトスクープ』の2代目局長を務め、19年間に渡りレギュラー出演した。また歌手としても81年に『もしもピアノが弾けたなら』が大ヒットするなどNHK紅白歌合戦に4度出場した。