県知事選挙告示 3人立候補 選挙戦の構図は?争点は?
鹿児島読売テレビ
(山下アナウンサー) 3人の戦いとなりましたね。 (記者) 前回は戦後最多の7人が名乗りを上げました。当時の現職三反園訓さんや元職の伊藤祐一郎さんを、草の根で浸透を図った塩田さんがおさえ初当選となりました。今回は、現職として選挙に臨む塩田さんに新人2人が挑む、三つどもえの構図となりました。 (山下アナウンサー) 今回の選挙の争点は何ですか? (記者) 米丸さんが反対するドルフィンポート跡地への新しい総合体育館の計画、樋之口さんが反対し、選挙期間中に20年の延長を迎える川内原発塩田さんが、県政の課題と訴える人口減少への対策などを巡って論戦が繰り広げられそうです (山下アナウンサー) 3人はそれぞれどんな戦い方をするんでしょうか。 (記者)県議だった米丸さんは自民党を離れての選挙です。政党色を出さずに活動し、幅広い支持を得たい考えです。出陣式には、応援弁士として県医師連盟の池田委員長が出席。自民党の友好団体である医師連盟は、現職の塩田さんを推薦していたのですが協定に齟齬が生じたという理由で告示直前で取り下げました。米丸さんの陣営には病院から、応援したいという声があるといいます。 (山下アナウンサー) 樋之口さんは共産党県委員会が自主的に支援という形なんですね。 (記者) 共産党や、原発に反対する市民団体のメンバーと政治団体を作り、活動します。反現職の票を取り込みたいと、集会や街頭演説を開き、自身の考えを訴えていく方針です。塩田さんは、自民党と公明党国民民主党に加え、野党最大の支持組織連合鹿児島からも推薦を取り付けました。ただ、組織だけには頼らず前回戦った草の根のメンバーと車の両輪で支持を広げたいとしています。 (山下アナウンサー) 21日からは期日前投票・不在者投票が行われます。投開票日は7月7日です。