奥入瀬渓流温泉スキー場がオープン
青森県十和田市の奥入瀬渓流温泉スキー場が26日、オープンした。現地で安全祈願祭が開かれ、関係者約40人が今シーズンの無事故を祈った。旧管理棟の老朽化に伴い建設された同スキー場センターハウスの竣工(しゅんこう)式も行われた。 センターハウスは、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り、地下1階、地上2階で、延べ床面積約572平方メートル。リフトチケット売り場や休憩室、展望デッキやスキースクールなどを設ける。昨年9月に着工し、今年11月に完成した。総工費は4億3103万円。竣工式では、小山田久市長らがあいさつした。 その後行われた安全祈願祭では、神事の後、同スキー場の指定管理者・十和田湖ふるさと活性化公社の佐々木千佳子理事長が「新しい建物があることで、利用客が増えるのではと期待している。シーズン中の事故がないよう努める」とあいさつ。関係者がテープカットしシーズン到来を祝った。同日はゲレンデが無料開放され、スキーヤーやスノーボーダーらが初滑りを楽しんだ。 営業時間は午前9時~午後4時、ナイターは午後5~10時。ナイターは今後の積雪状況を見て開始する。来年3月16日ごろまで営業する予定で、期間中は無休。 問い合わせは同スキー場(電話0176-74-2008)へ。