英官邸の人気猫にライバル? 首相が新たに子猫飼育
【ロンドン共同】スターマー英首相が官邸で新たに子猫を飼い始め、官邸で長年飼われている雄ネコ「ラリー」の「ライバル」が現れた。英タイムズ紙などが4日までに報じた。ラリーは官邸の「ネズミ捕獲長」を務め、来客の出迎えなどの「任務」も果たす。官邸前に集まる報道陣からも愛される人気者だ。 スターマー氏は7月の首相就任を受け、妻と子ども2人と共に官邸に引っ越してきた。一家は猫のジョジョも一緒に連れてきたが、このほど子どもたちの希望でさらにもう1匹子猫を飼うことになったという。 ラリー名義のX(旧ツイッター)には2日、新入りをけん制するかのように「この子猫はラリーの部下になる」とのメッセージが投稿された。 ラリーは2011年に動物愛護団体から官邸に移り住み、労働党のスターマー氏を含めこれまで計6人の首相を迎えてきた。保守党政権下でここ数年めまぐるしく首相が交代する中、ラリーは「不動の地位」を維持し存在感を誇ってきた。
現在17歳で、人間だと84歳に相当する。