【全国エリア別・無駄遣い額ランキングを発表】全国の人は何にいくら無駄遣いしてる?無駄遣い額をランキング形式で紹介
2024年の物価はどうなる?消費者物価指数の上昇率を確認
物価上昇が著しい昨今ですが、2024年の物価見通しはどうなっているのでしょうか。 ●【東京23区】2023年1年間の消費者物価指数 総務省によると、東京都区部の2023年CPI(総合)は前年比3.2%となっています。 1年間で3%も物価が上がっており、それと同様に現金の価値も下がっていることを意味しています。 また、2023年の各月のCPIを前年同月比で見てみると年初は4%を超えていましたが、12月には2%台になりました。 それに比べて生鮮食品及びエネルギーを除いたコアコアCPIは依然として前年同月比が3%台で推移しており、2024年も物価の上昇は続く可能性があると考えられています。 現在の家計収支のままでは、やがて貯蓄を取り崩して生活することになるかもしれません。 収入がなくなる老後に向けて資産形成を進めるには、まず収支を想定する必要があります。 本記事で確認した平均データを参考にしながら、将来のマネープランを考えてみてはいかがでしょうか。
計画的なお金の使い方で無駄遣いを減らそう
ソニー損保の「無駄遣いに関する家計調査」では、1位の九州エリアが無駄遣い額が最も多く、2万1917円でした。 今回の調査によれば、固定費よりも変動費の節約に力を入れる人が多いようです。 適度な節約を心がけたい一方で、やりすぎるとストレスに繋がることもあるので注意が必要です。 2024年からスタートした新NISAやiDeCoなどの税制優遇を活用して「お金を増やす」という方法も検討してみてください。 物価上昇は終わりが見えませんが、うまくお金と付き合って、貯蓄習慣をつけられるようにしておきましょう。
参考資料
・ソニー損保「無駄遣いに関する家計調査」 ・帝国データバンク「「食品主要195社」価格改定動向調査―2023年動向・24年見直し」 ・総務省 2020年基準消費者物価指数
中本 智恵