3戦連続無失点でも勝利の味は格別…柏GK松本健太「純粋に大きな意味を持つ勝ち点3」
[10.5 J1第33節 柏1-0横浜FM 三協F柏] 3試合連続の無失点となった柏レイソルだが、前2試合はいずれもスコアレスドロー。試合終了を勝利で迎える瞬間はやはり格別だった。「純粋に大きな意味を持つ勝ち点3だと思いました」。6試合ぶりとなる勝利、残留争いを一歩抜け出す勝利にGK松本健太も安堵した。 【動画】「この美女は誰って人気出ちゃう」日本人女優が“日韓戦”に出場…韓国騒然「一流を連れてきた」 「でもここから自分たちが連勝できずに、下のチームが連勝したら入れ替わってしまうような勝ち点差なので、この勝ちを意味のあるものにするためにも、最低限の勝ち点を積み続ける作業が最後まで必要になっていくと思います」 柏のアカデミーで育ち、東洋大学を経て帰還。ルーキーイヤーに大宮への期限付き移籍を経験するなどなかなか出場機会を掴めなかったが、4年目の昨季にJ1で28試合に出場して一気にブレークした。今季は脳震盪のために1か月ほど離脱する期間はあったが、キャリアハイの出場数を更新することは確実となっている。 ただ「パフォーマンスはあまり出せていない」と自己評価は低いシーズンになっている。「去年よりボールを持って前進して行こうと提示されている中で、攻撃の中でよりチームに貢献しないといけないと思っている。そこに対してはもっとパフォーマンスを上げないといけない」。チーム成績に繋げられないことが、何より悔しい様子だ。 しかし「やってきていることは間違いない」とも感じているという。「結局はやり続けるしかない。理想に向かって日々やって、それを試合で出せるかどうかだけ。そこは突き詰めたい」。8月31日の東京V戦を欠場するなど、細かい怪我もあるようだが、「出させてもらっている以上はトラブルは言い訳にできない。チームが勝つために選択してくれているので、何も言い訳せずにやっていければいいかなと思います」と気を引き締めた。