松居大悟監督×見上愛×佐藤寛太で贈るラブストーリー 映画『不死身ラヴァーズ』主題歌&劇伴を澤部渡によるソロプロジェクト・スカートが担当
『ちょっと思い出しただけ』などの松居大悟監督最新作、映画『不死身ラヴァーズ』の予告映像、ポスタービジュアルが公開された。さらに、本作の主題歌と劇伴を、シンガーソングライター澤部渡によるソロプロジェクト・スカートが担当することがあわせて発表された。 原作は、高木ユーナ著の「不死身ラヴァーズ」。この漫画に魅了され、構想に10年をかけた松居大悟監督が、ついに実写映画化を実現させた。主人公・長谷部りのを演じるのは、本作が初の映画単独主演作となる見上愛。りのの運命の相手役の甲野じゅんを、佐藤寛太が演じる。 そしてこの度、シンガーソングライター澤部渡のソロプロジェクト・スカートによる主題歌「君はきっとずっと知らない」を使用した予告映像が公開された。 映像は、中学生の長谷部りの(見上愛)が、運命の相手だと信じる甲野じゅん(佐藤寛太)へ「好き」という思いを伝える場面から始まる。しかし両思いになると甲野じゅんは、りのの前から忽然と姿を消してしまう。その後も、甲野じゅんは、時に高校生として、時に車椅子に乗る青年に姿を変えて、再びりのの前に現れる。その度に何度も彼に恋をして「好き!」と思いを伝え続けるりのだが‥‥。 【コメント】 ▼松居大悟監督 消えながらも突き進むラブストーリーには、透き通るようなメロディが流れたらいいなと思っていました。登場人物の心情を追い抜くことなく、追いかけることなく、並走しながら景色が広がるような。そんなことをイメージして、スカート澤部さんの歌声やメロディに憧憬を描いて、お願いしました。 澤部さんは打ち合わせ時に、劇中でりのが歌う既成の楽曲があることを大事に思ってくださって、「主題歌は映画のためにも、自分がやらないほうがいい」と言っていて。その言葉を受けて、変ですけど、そう考えていただける澤部さんにぜひ主題歌もやってもらいたいなと思いました。作ってもらえないかな、どうかなとソワソワしてましたが、結果、映画音楽と主題歌の全てを澤部さんに手がけていただきました。そして、とってもいいんです!何かをわかることではなく、わかったふりすることではなく、わかろうとすることに光が当たるような作品になった気がします。 ▼スカート・澤部渡 (松居監督のコメントにもありましたが)『不死身ラヴァーズ』のラッシュを観た時、りのが歌っている劇中曲こそこの世界の主題なのでは?と考えてしまい、実際にその曲の方が相応しいのではないか、と提案してしまったぐらいなのですが、監督から「その曲がエンディングだと、りのの物語になりすぎる」と言われた時に腑に落ちたのでした。りのでありながら、りのになりすぎず、物語を包めるような曲を書くのはとても気の張る作業でしたが結果的にすこし不思議で噛み応えのあるポップ・ソングを投げることができて今(というか曲ができてからずっと)、私は本当に嬉しい気持ちでいます。 映画『不死身ラヴァーズ』は、2024年5月10日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部