62歳・筧利夫、60歳で「精神的にガックリした」 満島真之介&兼近大樹をスカウト「俺の会社に来ないか?」
俳優の筧利夫が、あす21日放送の日本テレビ『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(毎週土曜 前11:55※関東ローカル)にゲスト出演する。 【番組カット】かわいらしい姿で!茶摘み体験をする筧利夫ら 同番組は、兼近大樹(EXIT)と満島真之介が、おいしいものを食べにドライブする台本も仕込みもない旅番組。誰が旅の代金を支払うかは、ゲームで決める。今回は、埼玉・狭山市をめぐる。 筧は、河川敷中央公園で2人と合流。最初の話題は、筧が上京した経緯について。大阪の人気劇団・劇団☆新感線で活躍していた筧は、東京で鴻上尚史が主宰していた劇団・第三舞台のオーディションに受かったことで上京した。「(第三舞台の)ほかの劇団員は、俺が入ると何か揉めそうだ」と難色を示していたが、鴻上が筧を選んだという。現在62歳の筧は「元気過ぎないですか?ほんとマジで!」と満島に突っ込まれると「ベースはバカだからじゃないかな、多分」と笑い飛ばす。 「古田(新太)とか、生瀬(勝久)さんも勝村(政信)くんも松重(豊)くんとかいっぱいいるけどその辺の石ころだからね。(当時は)真面目に演劇の事考えてる奴はいなかった」と数々の大御所俳優を茶化していると、創業155年の茶屋「宮野園」に到着。茶娘のかわいらしい衣装に着替え、お茶作りに挑戦する。 次の店に向かう車中では、お笑いの道も考えていた筧から「今のお笑いの人はなんでもやらなくちゃいけないから」と話を振られた兼近は、「なんでもやりますね、求められるところにシフトチェンジしてゆく」と答え、「それで真面目じゃなきゃいけない」と言われると、「芸人さんが真面目じゃなきゃいけない時代が来るなんて思わなかったっすけどね」と今の時代の難しさを語る。 続いて「田代だんご店」に到着。志村けんさんも愛した醤油のみで味付けされた焼きたての団子を堪能し、地元で53年間愛される「あづま園レジャーセンター」へ。慣れないオートテニスで何人かの犠牲者を出した後、きょうの代金を誰が支払うか決めるゲームをすることに。制限時間5分の“釣り対決”で一番釣れなかった人が支払う。 次の店に向かう車中では、筧の年齢についての話題に。「60歳になった時にちょっと精神的にガックリした」という筧。「もう今までみたいに赤裸々に生きてちゃダメなのかな、大人しくしなきゃいけないんじゃないか」と感じたそう。ただ「61歳になったらすっかり元に戻っちゃって酔っぱらって家の玄関の前で寝ちゃったりしてる」と笑う。 最後の店は本格ちゃんこ鍋の「力士料理 本橋」。絶品料理を前にいつものように大騒ぎする兼近と満島を見て、筧が「君ら本当によくしゃべるね」とあきれると、2人は「ありがとうございます!」とうれしげ。その後もはしゃぎ続ける2人に筧は「俺の会社に来ないか?スカウトしたい」と言い出す。最後は、ちゃんこ鍋をお題に歌ネタもさく裂する。