見た目地味でも意義デカい! 米国防総省が無人水上艦への「無人洋上給油」に初成功 どんなメリットが?
無人で給油に成功
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は2024年12月19日、無人水上艦(USV)を用いた無人洋上給油に初めて成功したと発表しました。 【一見普通のフネっぽいけど…!?】無人水上艦「レンジャー」がこれです!(画像) DARPAの発表によると、今回の試験にはアメリカ海軍の第1無人水上艦隊(USVRON-1)所属のUSVである「レンジャー」と「マリナー」が参加。「マリナー」から展開された給油用ホースを「レンジャー」が受け取り、給油を実施しました。今回検証されたシステムでは、燃料を受け取る側(今回でいえば「レンジャー」)の無人化が図られています。 これにより、有人の補給艦などからUSVが燃料を補給することができるため、USVの活動の幅が大きく広がるほか、給油のために人員をUSVに乗船させる手間を省くことができます。DARPAでは、この受油システムを現在開発中の新型無人水上艦「デファイアント」に搭載することとしています。
乗りものニュース編集部