ヴィッセル神戸、市役所で優勝報告 吉田監督「クラブの歴史で一番良い年」
サッカーJリーグ1部(J1)で連覇を果たしたヴィッセル神戸の吉田孝行監督と副主将のDF山川哲史選手=兵庫県尼崎市出身=らが9日午前、神戸市役所を訪れ、優勝を報告した。大勢の職員が拍手で出迎えた。 【写真】サポーターと歓喜する神戸の吉田孝行監督=8日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸 神戸は8日のホームゲームで湘南ベルマーレに3-0で快勝し、クラブ史上初の2連覇に輝いた。今季は天皇杯優勝を合わせて2冠を達成している。 市役所には、ほかにDF本多勇喜選手と神戸の千布勇気社長が訪問。吉田監督らが正面玄関前から姿を見せると、100人以上の職員がチームを象徴するクリムゾンレッドの横断幕やフラッグを掲げて歓迎した。 一行は久元喜造市長らが待つ会議室へ。花束を受け取った吉田監督は「ヴィッセルの歴史を見ても一番良い年だった。これに満足せず、市民に利益を与える存在であり続けるために頑張りたい」とあいさつ。 山川選手は「大きな声援で最後まで足を止めずに走りきることができた。良い時も悪い時も神戸の皆さんに支えてもらった感謝を忘れず、恩返しができるよう成長し続けたい」と前を見据えた。チームは湘南戦で使用したボールなどを市に寄贈した。(金 旻革)