SLイメージ、まるで石炭「黒い肉まん」 大井川鉄道が発売 地元のシイタケ、タケノコふんだん
大井川鉄道(本社・島田市)は、オリジナル商品として「SL黒肉まん」の販売を川根温泉笹間渡駅で始めた。24日は、サンタ帽子をかぶった立ち売りの販売員がホームに登場した。 肉まんは石炭や蒸気機関車(SL)の色をイメージし、皮に黒炭を練り込んだ。あんには島田市の干しシイタケや静岡県内産の水煮タケノコを入れ、地元色を取り入れた。購入した乗客は窓を開け商品を受け取り、おいしさに笑顔を見せた。 大鉄は今年夏から、同駅でオリジナルアイスなどを立ち売りしてきたが「秋冬に販売できる商品を」と、地域創生や商品開発を手がける「レッドホースコーポレーション」(東京都墨田区)に開発を依頼した。同社の担当者は「肉まんを一つの楽しみとして、大鉄を訪れる人が出てくれたら」と期待を込めた。 サンタ姿の立ち売りは、25日も実施する。
静岡新聞社