マフレズ、ケシエ、フィルミーノ、そこにトニーも加わったのに…… サウジのスター集団アル・アハリがまさかの苦戦を強いられていた
サウジ国内リーグで結果出ず
近年は豊富な資金力を活かして超積極補強を続けるサウジアラビアのクラブが存在感を強めているが、その中でもスター揃いなクラブの1つがアル・アハリだ。 GKにはセネガル代表のエドゥアール・メンディ、センターバックにはブラジル人DFロジェール・イバニェス、ボランチにはコートジボワール代表MFフランク・ケシエ、ウイングにはアルジェリア代表FWリヤド・マフレズ、スペインの若きテクニシャンであるガブリ・ベイガ、FWにはリヴァプールで活躍したブラジル人FWロベルト・フィルミーノ、そして今夏にはブレントフォードからイングランド代表FWイヴァン・トニーまで加わっている。 ただ、そんなスター揃いのチームが思うように勝てずにいる。今季は開幕から3勝2分3敗と出遅れており、すでに首位アル・ヒラルとは13ポイントも差がついてしまった。アジアチャンピオンズリーグエリートの方では開幕3連勝と結果が出ているが、国内リーグでの低調ぶりは少々残念だ。 昨季もチームは3位に入ったものの、クリスティアーノ・ロナウドらを擁する2位のアル・ナスルとは17ポイント差、優勝したアル・ヒラルとは31ポイントも差をつけられている。タレントは揃っているだけに、この差は大きすぎるか。 今季もその差を埋めることは難しそうで、早くも優勝争いから脱落の危機となっている。
構成/ザ・ワールド編集部