大谷翔平

【MLB】ドジャース3－2レッズ（5月19日・日本時間20日/ロサンゼルス） 　これほどリアルに「水も滴る良い男」になるシーンは、メジャーの中でもそうは見られないだろう。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場、延長10回に自身2度目となるサヨナラ打をライトに放つと、満面の笑みで駆けつけたチームメイトたちから盛大な祝福を受けた。特に目立ったのが、大量の水をかけられた後の大谷の笑顔。直後から各種メディアで取り上げられると、大きな話題となった。 【映像】仲間から大量の水をかけられ大谷はびしょ濡れに 　清涼感を与えるテレビCMにでも出てきそうな、そんなシーンにも見えた。2-2と同点の10回2死一、二塁というサヨナラのチャンスから、大谷は6球目、内角低めのストレートに素早く反応。素早く振り抜くと打球は一、二塁間を痛烈に突破。ライトの左を転々とすると、二塁走者が難なく生還。一塁を回ったあたりでサヨナラ勝利を確信した大谷は、すぐ側にいたスミスと真っ先にハイタッチ。さらに一目散に駆けつけてきたロハスから、ペットボトルの水を大量に浴びせかけられた。 　ここからベンチ、ブルペンにいた選手たちが一斉に大谷のもとに集まり、頭や背中を叩いたり、ハイタッチしたりと大盛り上がり。そして歓喜の締めくくりに、テオスカー・ヘルナンデスが大量の冷水が入ったクーラーボックスを持ってくると、思いっきりぶちまけて大谷は頭からずぶ濡れになった。 　「冷たっ！」とばかりに、まるでシャワーでも浴びた後のように濡れた大谷だったが、髪をかきあげながらベンチに戻っていく様子は、各種メディアでも動画、静止画で大量に拡散。「いい表情」「めちゃ爽やか！」「絵になるねぇ」と日米のファンを虜にすることとなった。大谷は多くの企業とスポンサー契約を結び、テレビCMなどにも多数出演しているが、今回のシーンを見た関係者が、びしょ濡れの大谷に魅力を感じ、似たようなクリエイティブを考えることもあるかもしれない。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）