「明石家さんまっぽい」をネイティブは何と言うか…likeでもasでもないニュアンス命の超こなれた英語表現
■超ド級表現にはこの単語 「めっちゃ~」と似た表現に「超~」というのもあります。こちらは「freakin’」で意訳してもいいですが、もっとバッチリした表現は「超えた」という意味がある「super」という言葉です。 ---------- This new phone is super expensive. I don’t know if I can afford it. (この新しい電話、超高い! 買えるかわかんない) It’s super cold outside today. Make sure to bundle up! (今日の外、超寒い! 絶対重ね着してね) ---------- このように強調したい形容詞の前において「超~」という意味合いを出すことができます。便利ですし、よく聞く言葉なので、チェックしておいてください。 英語には同様に、言葉の前につけて新しい言葉を作れる「prefix」(接頭辞)がたくさんあります。「happy」から「unhappy」などと反対の言葉をつくれる「un-」。「pandemic」(パンデミック)から「pre-pandemic」(パンデミック前)や「post-pandemic」(パンデミック後)など、時間の前後を表せる「pre-」や「post-」。最近では「uber-expensive」などと言って「super」よりも強調して「もうとんでもなくすごく高い!」というような意味合いで、「uber-」何ていう超インフォーマルな表現もあります。 ■「テイラースウィフト級」って言いたいときは? それだけではありません。こんな表現もあります。 ---------- His voice is thunder-loud. (彼の声は雷みたいにうるさい) This view is Grand Canyon-breathtaking. (この景色はグランドキャニオン級に息を飲む) In Japan, Aimyon is Taylor Swift-famous. (日本ではあいみょんはテイラースウィフト級に有名だ) ---------- 形容詞の前に名詞や固有名詞をおいて、その名詞の具体的なイメージで「~みたいに」「~級に」と強調する表現です。こうした表現は日常会話の中で非常によく出てきます。 同様の形をつかって、非常に便利な日常表現があります。 ---------- I didn’t expect the project to require that much time. I’ll need to adjust my deadline. (このプロジェクトあんなに時間がかかるとは思わなかった。期日を変えなくちゃ) My son is at the same age, but he isn’t this tall. (うちの息子は同い年だけど、こんなに背が高くない) ---------- 形容詞の前に「this」や「that」をおくことで「このくらい~」とか「あのくらい~」というのを表現できます。時間や物の分量を表すときは「this much~」や「that much~」で「このくらいの(量の)~」や「あのくらいの(量の)~」と言えます。 日常の中で指をさしながら「あれくらい」「これくらい」とよく言ったりすることがあるので、こちらも押さえておきましょう。