「慢心せず、もう一度謙虚に」久保建英が中国戦に向けて思い語る 菅原由勢のゴールには「僕が一番ぐらいにはうれしかった」
▽W杯アジア最終予選・第6節 中国-日本(19日、廈門白鷺スタジアム) 2026年に北中米で開催されるW杯のアジア最終予選、第6戦の中国戦を前に久保建英選手がインタビューに応えました。 【画像】サッカー日本代表に選出されている菅原由勢選手 インドネシア戦には出場せず、疲れも取れてコンディションはバッチリと答えた久保選手。 11月シリーズではトップの選手が入れ替わるという点については「上田(綺世)選手とは違ったプレースタイルのフォワードが3人いると思うので、誰が出ていても彼らの特徴を生かしてあげられるようないいプレーができれば」と思いを語りました。 前回試合となったインドネシア戦については「立ち上がりはよくなかったと思いますし、正直前半は負け越してもおかしくない試合展開だったと思います」とコメント。今後に向けて「慢心しないように、もう一度謙虚に試合に入りたいなと。勝ち点は「7」と開いていますが、そういうところで慢心が出ないように気をつけたい」と語りました。 さらに中国戦に向けて「前回の反省を彼らも生かしてくると思うので、それをさらにチームとしても個人としても上回れるように」とし、「アウェーで厳しい戦いになると思いますけど、しっかり勝ち点3を取って、3月にホームで予選突破決められるように。まずは今、自力で予選突破を決められる位置につけてると思うので、しっかり1試合1試合頑張りたい」と意気込みました。 ここで記者からは、インドネシア戦で4点目のゴールを決めた菅原由勢選手に関しての質問に。久保選手は「システム変更の弊害を一番受けた選手だと思いますし、彼からしたら多分理不尽だったと思います。しかし僕らは、チームあっての選手。僕も何度かそういうもどかしい思いもしているので、彼の気持ちも痛いほどわかるし、彼のゴールは多分、僕か谷(晃生)選手あたりが一番うれしかったんじゃないかな」と振り返りました。さらに「彼は文句も言わずに、ずっと一緒にやってきて、彼が誰よりも努力でここまであがってきたのを知っているので、僕が一番か二番ぐらいにはうれしかった」と再び思いを語りました。 W杯アジア最終予選・第6節の中国戦は19日午後9時キックオフです。