【大分】高さ35mで緊急停止! 別府ロープウェイで防災訓練
大分朝日放送
観光客が増える年末年始を前に、大分県別府市のロープウェーで大規模地震を想定した訓練がありました。 別府ロープウェイでは、災害時に乗客の安全確保と被害の拡大を防ぐため毎年この時期に消防と連携して訓練をしています。 9日は、日向灘を震源とした巨大地震が起き、乗客を乗せたゴンドラが高さおよそ35メートルで緊急停止した想定で訓練しました。 ゴンドラ内の乗客をロープを使って脱出させる手順を確認したほか、火災を想定した消火訓練も合わせて行われました。 別府ロープウェイ 吉原稔郎社長 「公共交通機関なのでお客様の安全確保が第一。社員がどんな場面に遭遇したとしても落ち着いて行動できるように訓練を地道に積み重ねていきたい」 別府ロープウェイは初日の出の名所で、元日にはおよそ2000人の観光客が訪れるということです。