福がある赤ワイン、県南酒販の女性開発 県産ブドウ100%、16日発売
福島県南酒販(郡山市)は同社の女性によるプロジェクト「福があるプラス」の一環で、ふくしま逢瀬ワイナリー(同)との共同企画商品「福がある+(プラス)relight(リライト)~赤2023」を16日に発売する。県産ブドウを100%使用している。 これまで同プロジェクトでは、日本酒ファンを増やすためオリジナルの純米吟醸酒を製造していた。昨年からは地元産ワインのPRなどにつなげようとワイン開発にも取り組んでいる。 今回は澄んだ赤色で、ブドウのみずみずしさと甘さを全面に出し、香りが高く仕上げた。「より多くの人に幸福を」という思いを込め、ラベルにはカスミ草の花束のイラストを添えた。 開発に携わった坂本妃奈子さん、三谷友梨さん、志賀桃佳さんは「香りの良さを感じてほしい」などと呼びかけている。 価格は750ミリリットル入りで2500円。約1400本製造し、同ワイナリー内のショップ、県内の量販店などで購入できる。問い合わせは福島県南酒販(電話024・932・3250)へ。
福島民友新聞社