【ジャパンC GⅠ調教Special分析】オーギュストロダンは高速馬場を苦にしない!
北池 先週のマイルCSでは調教S評価のエルトンバローズが7番人気2着。ジャパンCも追い切りからオススメの馬を探しましょう。 板津 それは賛成だけど、その前にジャパンCらしく、まずは外国勢がどうなのか聞いてみようじゃないか。 綿越 追い切りが軽くてB評価だったのですが、オーギュストロダンはさすがディープインパクト産駒って感じですよ。フットワークが柔らいんです。日本の高速馬場も苦にしないでしょう。対照的にゴリアットは脚さばきが硬くて、重厚すぎる印象。スミヨン騎手も「稍重を好む」と言っていましたし、時計勝負は分が悪いかもしれません。ファンタスティックムーンは、芝に一度も入れない予定なのが少し不安ですね…。 板津 そうなんだ。参考にさせてもらうよ。で、日本馬はどうかな。栗東はどう? 北池 ドウデュースにS評価をつけざるをえませんでした。追い切りはいつもめちゃくちゃ動く馬だし、1週前のCWコースでのラスト1ハロン10秒9は、あれだけ強かった前走の天皇賞・秋時を上回りました。20日のDPコースの時計は前走より遅かったけど、折り合い重視だったので気にしなくていいでしょう。 板津 美浦のS評価はチェルヴィニア。中間はWコースでマイル追いを2本こなして、17日の坂路では自己最速タイの4ハロン52秒9。そして最終追いは1ハロンごとのタイムが秋華賞の最終追いとほぼ誤差なし。精神面が安定していることと、厩舎スタッフの技量の高さがなせるわざだな。