大谷翔平「50―50」記念ボール、台北のビルで公開…「まさか旅行中に見られるなんて奇跡」
【台北=園田将嗣】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が今季、メジャー史上で初めて「50本塁打、50盗塁」を達成した際の本塁打のボールが13日、台北市の高層ビル「台北101」の屋内展望台(89階)で一般公開された。 【動画】大谷の「50―50」記念ボールにファンが列
ボールは競売に参加した台湾の投資会社が、記念ボールとしては過去最高額の439万2000ドル(約6億7700万円)で落札していた。同社は「歴史的価値を持つボールを台湾に持ち帰り、歴史的な瞬間を分かち合えることは光栄」(台湾メディア)と落札後にコメントしており、今回は台湾の野球文化を知ってもらうイベントの一環で展示している。
娘と旅行中に訪れた福岡市東区からの観光客(79)は「大谷選手の活躍はテレビやユーチューブで確認していた。まさか旅行中に見られるなんて奇跡で、運が良かった」と、笑顔を浮かべていた。ボールは来年3月2日まで展示される。