守田英正所属のスポルティングが新指揮官就任…退任アモリムの後任にクラブOBペレイラにチームを託す
スポルティングCPは、ルベン・アモリム監督の後任としてジョアン・ペレイラ監督の就任を発表した。 2020年にスポルティングの指揮官に就任したアモリム監督。35歳でチームを率い始めた同指揮官の下で、昨シーズンのリガ・ポルトガル優勝を含む2度のリーグ制覇を成し遂げたりと、大きな実績を残してきた。 これを受け、アモリム監督に対してはマンチェスター・ユナイテッドが強い関心を寄せ、10月末に同指揮官が11月11日からチームを指揮することを発表。10日の4-2で逆転勝利したブラガ戦を最後に退任することが決まった。 そして11日、スポルティングはアモリム監督の後任としてペレイラ監督の就任を発表。両者は2027年夏までの2年半契約を結んだと伝えられている。 古巣スポルティングを新たに指揮するペレイラ監督は、現役時代にベンフィカやブラガ、スペインやドイツ、トルコでもプレーした経験があり、ポルトガル代表としても40キャップを誇る。現役引退後はスポルティングのユースチームを指揮し、今シーズンからはBチームを率いていた。 ペレイラ監督は、指揮官就任について「スポルティングCPのコーチとしてここにいられることに、誇りや光栄、名誉を感じている。私を信頼してくれたことに会長やウーゴ・ヴィアナら首脳陣に感謝したい。そして、ルベン・アモリム、彼がこのクラブで成し遂げたことにも感謝したい。ルベンはレガシーを残し、そのレガシーは功績や記録だけではない。それは、彼がこのスポルティングファミリー内に作り上げた団結だ。私に大きな責任が与えられることを理解しているが、この責任は大きな野心や大きなモチベーションとともにやってくるものだ」とコメントした。