【バレー】V Cup予選ラウンド第4日 PFU、KUROBE、東レが初勝利。NEC、埼玉上尾は今季最後のホームゲームで勝利ならず V1女子
バレーボールV1女子は17日、VCup予選ラウンド4日目の試合をトッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県平塚市)など4会場で行った。31日まで開催する予選ラウンドはA・Bの2グループで総当たり戦を行い、各グループの上位2チームが4月6・7日に開催されるファイナルラウンドに進出する。 神奈川で行われたAグループのNEC対PFUの1戦は、ホームのNECが2セットを先取するも第3セット、PFUはこのセットからスタート起用された内定選手の川添美優(福岡大4年)が攻守で活躍。第4セット以降も同じく内定選手の川﨑鈴奈(国士舘大4年)、大学を休学してPFUに入団した大熊紀妙など若手が躍動し、逆転で今大会初勝利をおさめた。 一方、今季最後のホームゲームとなったNECは同じく内定選手の佐藤淑乃(筑波大4年)が日本代表合宿中の古賀紗理那の抜けたポジションに入り、22得点(内ブロック1得点)の活躍を見せるも、ホームでの勝利はならなかった。 神奈川県相模原市出身の川﨑は「大学時代に何度も対戦し、一度も勝てなかった佐藤選手に勝利できた。地元での試合だったので、家族や友達などが観に来てくれて嬉しかった」と話した。古賀紗理那が目標という川添も「先輩たちに”自分らしく思い切り”と背中を押された」と語った。 Aグループの埼玉会場ではKUROBEがホームの埼玉上尾に3-1で勝利し、今大会初勝利。NEC同様、埼玉上尾も今季最後のホームゲームを2連敗で終えた。 一方のBグループは岡山がホームのJTを3-1で下し、3勝目。どのチームもレギュラーラウンドとは選手が入れ替わり、混戦する中、ここまで、唯一の全勝となっている。滋賀ではホームの東レがアランマーレをストレートで下し、今大会初勝利をおさめた。 次週は茨城と兵庫で試合が行われる。
17日(予選ラウンド4日目)の試合結果
埼玉上尾 1(27-29、25-22、25-27、22-25)3 KUROBE NEC 2(25-20、25-23、20-25、23-25、13-15)3 PFU 東レ 3(25-21、25-21、25-23)0 アランマーレ JT 1(25-23、21-25、17-25、17-25)3 岡山
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