4連敗の新生トッテナムは正しい道を進んでいるのか 批判も集まる中、主将ソンが胸中を明かす 「忘れてはならないのは……」
現在4連敗中
今シーズンより指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー率いるトッテナムは開幕から10戦負けなしという最高のスタートを切った。 しかし怪我人の多発や1月にアジアカップとアフリカネイションズカップで主力選手が抜けたことで勢いが弱まり、現在は5位となっている。CL出場圏内となる4位アストン・ヴィラとの勝ち点差は7となり、残り3試合での逆転を目指している。 これ以上、勝ち点を逃すわけにはいかないトッテナムは現在4連敗中であり、改善されないセットプレイでの守備やポステコグルーの戦い方は批判を受けている。そんななか、キャプテンのソン・フンミンは、「ポステコグルー監督の下、スパーズは正しい道を歩んでいるか?」という質問に対して、自身の胸中を明かした。 「間違いなくそうだ。木曜日(チェルシー戦)は僕らが望んでいた試合ではなかったし、とても残念だった。リヴァプール戦の結果も非常に残念だったが、それでも正しい道を進んでいると思う。忘れてはならないのは、監督は最初のシーズンであり、プレミアリーグで初めてプレイする新加入選手もいるということだ。誤解しないでほしいが、4敗したことはとても残念なことだ。でも、この痛みと結果をしっかり受け止めて、ハードワークし、もっと良くなっていかなければならないと思う」(英『Evening Standard』より) チームにとって厳しい時期だからこそ全体で団結して改善していくことが大事だと語ったソン。4連敗は喫してしまったものの、いずれもニューカッスル、アーセナル、チェルシー、リヴァプールと強豪だ。シーズン序盤が素晴らしかっただけに、現在のトッテナムに批判は集まっているが、ソンも言うようにまだポステコグルー体制1年目だ。今夏にも積極的な補強が予想されており、チームは過渡期を迎えている。今は気持ちを切り替える必要があり、まずは今週末のバーンリー戦で勝利を収めることが大事になってくるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部