防犯対策など261億円追加 三重県が補正予算提出、4日採決
三重県は2日の県議会本会議で、公共事業や防犯対策の費用として、一般会計に約261億2500万円を追加する12月補正予算を提出した。4日の本会議で採決される。 県によると、公共事業費は260億6900万円。昨年度の12月補正予算で計上した公共事業費(214億1000万円)を上回った。道路や河川、ダムなどの整備に充てる。 「匿名・流動型犯罪グループ」による強盗事件などへの対策費として5600万円を計上。防犯カメラの設置費を補助する市町への支援や、街頭に防犯カメラを設置する費用などに充てる。 補正予算は物価高対策などを盛り込んだ総合経済対策が先月22日に閣議決定されたことを踏まえて編成。113億1500万円を国の予算で賄い、139億4100万円を起債する。