国学院大1年の緒方漣が大学初本塁打で貴重な追加点「味わったことのない緊張感を楽しめている」
<東都大学野球:国学院大3-1亜大>◇第3週最終日◇22日◇神宮 昨年のU18日本代表で活躍した国学院大・緒方漣内野手(1年=横浜)が、大学初本塁打を放った。 2-1で迎えた9回。無死から1ストライクの後のスライダーをレフトスタンドへ運んだ。「少し届かないかなぁと思ったんですが、レフトが外野フェンスに張り付いた瞬間、入ったと思いました」。最下位争い中のチームで貴重な追加点となった。 開幕戦を含め5試合を先発出場したが、結果を出せず。この試合は8回の守備から出場。チャンスをしっかりものにし、チームのピンチに、その勝負強さを発揮。「開幕戦からスタメンで使っていただいたのに、チームに貢献できていなかった。最高の形で1本が出せてよかったです」と、笑顔を見せた。 甲子園、そしてU18日本代表と、大舞台を経験してきた緒方でも、大学野球の新しい経験は緊張の連続だ。「今までにないくらいヒリヒリする。味わったことのない緊張感。でも、そこを楽しめていると思います」。ひとつ上のレベルで、緒方は着実に成長の道を歩んでいる。