北陸で梅雨明け、空青く 昨年より11日遅く
●県内、降水量平年上回る 気象庁は1日、北陸地方が梅雨明けしたとみられると発表した。昨年より11日、平年より9日遅い。富山地方気象台によると、梅雨期間である6月22日~7月31日の降水量(速報値)は上市町682ミリ(平年値442・3ミリ)、富山市猪谷522ミリ(平年値340・8ミリ)など、県内全域で平年を上回った。梅雨入り・明けの発表は速報値で期日を見直す場合がある。 1日の県内は高気圧に覆われて晴れ、富山市秋ケ島(富山空港)33・3度、南砺市高宮32度など県内全域で真夏日となった。消防によると、富山、高岡、南砺、立山の3市1町で50~90代の6人が熱中症疑いで搬送された。富山市の90代女性、南砺市の70代女性は中等症とみられる。 2日も引き続き晴れ、県東部は日中の最高気温が35度と猛暑日になる見込み。