上司がいつもランチを奢ってくれます。友人は「何かお返しをしないとマナー違反だよ」と言いますが、そうなのでしょうか?
上司がおごってくれる際にマナー違反となる行動
上司がランチをおごってくれたことに対するお返しをしないことはマナー違反にあたらないでしょう。しかし同調査では、上司が奢りたくないと感じる部下について、「遠慮がない人」(28%)「奢ったのにお礼がない人」(14%)と回答しました。したがって、以下の行動には十分に注意してください。 ●お礼を伝えない ●おごりと理解していても支払うそぶりは見せない ●高すぎるものを注文する マナー違反となる行動によって、今後の関係性などに影響を与える場合があります。「今日はランチをおごってよかった」「良好な関係を築いていきたい」と上司に思ってもらうためにも、普段から意識しておくといいでしょう。 ■お礼を伝えない 上司にランチをおごってもらったら、必ず「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」とお礼を伝えるのが基本的なマナーです。さらに、会社に戻ってから、次に顔を合わせたときなどに改めてお礼を伝えるのが感謝の意思を示すのにいいでしょう。顔を合わせる機会を逃したり、次の日が休業日だったりする場合は、メールでお礼を伝えてみてください。 間違ってもお礼を言わない、おごってもらって当たり前の態度を取るのは厳禁です。 ■おごりと理解していても支払うそぶりを見せない 上司からランチをおごってもらえると理解していても、最初から当たり前のように受け入れてはいけません。会計の際に財布を取り出したり、支払金額を確認したりするのは、最低限のマナーです。また、先に食事が済んだからといって、支払いのことを一切気にせず、自分だけ会社に戻るといったことも失礼に当たるので控えましょう。 ■高すぎるものを注文する 上司のおごりだからといって「普段は食べられない高いものを注文しよう」と考えるのは厳禁です。上司の懐事情が必ずいいとはかぎりません。何を注文していいか分からなければ、上司や他の同僚と同じものにしたり、上司におすすめを伺ってみたりするといいでしょう。
マナー違反に注意して上司とのランチを楽しもう
上司がいつもランチをおごってくれることに対し、物によるお返しをしないことでマナー違反になりません。何かお返しをしたいなら仕事を頑張る、成果を上げることを最優先に考えてみるといいでしょう。上司自身もお返しが欲しくてランチをおごっている可能性は低いです。 おごってもらう際に失礼にならないようにマナーには十分に注意して、上司とのランチの時間を楽しんでみてください。 出典 株式会社Leo Sophia 後輩・部下に奢るときに関するアンケート 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部