「不正軽油は脱税のみならず健康にも悪影響」 千葉県内のPAなどで抜き取り調査
チバテレ(千葉テレビ放送)
不正な軽油の使用を一掃するため、千葉県は12月3日、高速道路のパーキングエリアで、ディーゼル車の燃料油の抜き取り調査を行いました。 調査は「冬の不正軽油防止強化月間」に合わせて、千葉市と市原市のパーキングエリア等で行われました。 調査地点の路上では、県の職員約10人が駐車中のトラックの給油口から、燃料の一部をサンプルとして抜き取ったほか、ドライバーからどこで給油したのか聞き取りを行いました。 回収したサンプルは4日以降、灯油や重油の混入の有無について分析が行われ、不正軽油だった場合は追跡調査のうえ課税を行うということです。 県の担当者は「不正軽油は、軽油取引税の脱税となるだけではなく、環境汚染の原因になり、私たちの健康にも悪影響を与える。不正軽油に関する情報があれば、県にご連絡ください」と注意を呼びかけています。
チバテレ(千葉テレビ放送)