『新プロジェクトX』、日陰者から日本のお家芸に 日本スケートボード界躍進の裏方たちの物語
NHK総合『新プロジェクトX~挑戦者たち~』(毎週土曜 後7:30~8:15)の16日放送回は、知られざる日本スケートボード物語を取り上げる。 【番組カット】子どもたちも一生懸命に練習!ファミリースポーツとなったスケートボード 東京・パリオリンピック2大会連続金メダルを獲得した男子ストリートの堀米雄斗、パリオリンピック金メダルを獲得した女子ストリートの吉沢恋。東京・パリオリンピックで男女あわせて9つのメダルを獲得したスケートボード。今や世界が認める日本のお家芸とも言えるだろう。現在、全国でスケートボードの公共パークは475ヶ所、存在し、子どもたちのスケートボード教室や全国大会も数多く開かれる。 しかし、かつては、スケートボードは、「通行の妨げになる」「危ない」「うるさい不良の遊び」と敬遠されていた。さらに、90年代にはバブル崩壊を機に、過去のブームとして忘れ去られようとしていた。 そこから日本中を感動の渦に巻き込むまでに至った陰には、元サラリーマンやショップ経営者、スケートボード愛を伝える元スケーターたち、スケートボードに魅せられた裏方たちの奮闘があった。 MCは有馬嘉男、森花子アナウンサーが務める。 【コメント】 ■有馬嘉男 勝ち負けでなく、自分の技を決めることにこだわる。成功しても失敗しても抱き合ってたたえ合う。オリンピック中継で、そんなスケボー競技に惹きつけられた人は多かったのではないでしょうか。この番組に登場するのはメダリストじゃありません。スケボーの未来のためにと裏方となって闘ってきたおじさんたちです。最高にさわやかで、かっこいいオヤジたちをぜひご覧ください! ■森花子アナウンサー 東京・パリオリンピックで注目を集めたスケートボード日本代表の大活躍。その陰には、時代や世間に抗い、大好きなスケートボードに人生を捧げた人々の地道な努力がありました。スケボーに「選ばれてしまった」人々の格好良い生き様に魅了される45分です。