二子玉川ライズで冬のイルミネーション 「ブルーミングライツ」テーマに
イルミネーションイベント「Blooming Lights(ブルーミングライツ)」が11月12日、二子玉川ライズ(世田谷区玉川2)で始まった。(二子玉川経済新聞) 新型コロナの影響による中止を経て5年ぶりに点灯式が行われたこの日、カウントダウンの掛け声で、施設内に飾り付けたクリスマスツリーとイルミネーションが一斉に点灯した。会場には約600人の来場者が集まり、拍手と歓声でにぎわいを見せた。 二子玉川ライズの今年のイルミネーションのテーマは「ブルーミングライツ」。同施設の運営コンセプト「水と緑と光の豊かな自然環境と調和した街」から着想を得て、咲き誇る光の花が、この先も続いていく未来をやさしく照らす様子をイメージして決めたという。 ガレリアには、フラワークリエーターの篠崎恵美さんが監修した、高さ約10メートルのクリスマスツリー「The Blooming Tree(ザ ブルーミング ツリー)」を設置。クリスマスローズをモチーフとした花の装飾と、白とゴールドを基調とした約2万5000球のLEDでライトアップし、点灯時間中は音楽に合わせて色とりどりの花が咲き誇る特別演出を展開するほか、ツリーの周りには踏むとカラフルに光るステップボードを設置した。 ウインターイルミネーションは、約6万5000球のLEDを使い、オレンジ、ブルー、エメラルドグリーンなど、場所ごとに異なったカラーのイルミネーションで色とりどりの花を演出する。イルミネーションエリアには、日中の太陽が差し込む時間に見る角度で変化する色彩が楽しめるよう、オーロラシートを使ったジャンボフラワーを設置した。 イベント期間中は関連企画として、「The Christman Wonder(ザ クリスマス ワンダー)」(12月14日・15日)を行う。メリーゴーラウンド「MERRY-GO-BLOOM(メリー ゴー ブルーム)」をガレリアに設置するほか、クリスマス小物を作るワークショップや音楽ライブの開催、キッチンカー出店を予定する。 12月7日は、冬の風物詩である屋外スケート場「二子玉川ライズ スケートガーデン」の営業を始める。個人レッスンやスケート教室など、初心者から上級者まで楽しめる企画を用意する。 同施設タウンマネジメント担当者の四十万汀さんは「クリスマスツリーやイルミネーションは、夜はもちろん昼間も楽しめる演出になっているので、両方の違った演出を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。 点灯時間は16時~24時。2023年3月2日まで(クリスマスツリー設置は12月25日まで)。
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