三重交通Gが感謝祭 茨城県から里帰りしたレトロなバスなど展示 乗り物ファンでにぎわう 三重・津市
今年2月に創立80周年を迎えた三重交通グループが12日、バスの展示や体験を楽しめる感謝祭を開き、多くの乗り物ファンでにぎわいました。 バスやタクシーなどの運輸業や不動産業などを展開する三重交通グループが、津市内で開いた創立80周年の記念イベントで、会場には様々なバスが並びました。 伊勢市内を運行する全長18メートルの連節バス「神都ライナー」や、人気キャラクターのラッピングバスなど10台が集められました。 中でも注目を集めたのが、昭和レトロな見た目のボンネットバス。1966年から1992年まで県内を運行していたもので、今回のイベントのために茨城県からの里帰りとなりました。 さらにバスの部品や看板、廃品の限定販売には、多くのファンが列を作って買い求めていました。 このほか、子どもたちが制服を着て運転士やバスガイドになりきる体験や、バスに直接カラフルな絵を描く体験などが行われました。 子どもたちによって絵が描かれたバスは今後、中勢エリアで運行されるということです。 今回のイベントを担当した三重交通グループの渡邉航平さんは「なりたい職業ランキングでバス運転士が上位に入っている。身近に感じてもらい、興味を持ってもらえたら」と期待を寄せていました。