【被害状況まとめ】地震発生16日目…石川県内 避難者数1万7600人 約5万2000戸超で「断水」続く
日テレNEWS NNN
能登半島地震の被災地では、16日、真冬並みの厳しい寒さとなり、避難されている人の体調も心配されます。避難者数や人的被害について、石川県の16日現在の被害状況について整理します。
■石川県内の死者222人、うち「災害関連死」14人、安否不明22人
まずは、人的被害について。(16日午後2時時点) 今回の地震で、石川県内で亡くなった人は222人。このうち14人は、震災後に亡くなった「災害関連死」の方です。どちらも15日と同じ人数になっています。そして、いまだ22人の安否がわかっていません。 地域別でみますと、輪島市で亡くなった人は88人、珠洲市では、県内で最も多い99人が亡くなっています。
■石川県では約5万2210戸で「断水」続く
次に「断水」について。(16日午後2時時点) 震災から16日目ですが、石川県全体で約5万2210戸で断水が続いていて、前日と比べて約3300戸の断水が解消されています。 特に、輪島市や珠洲市、穴水町などの北部では、いまだ、ほぼ全域で解消されていません。 羽咋市では約650戸、内灘町でも約860戸で断水が続いています。
■石川県内の避難者数は約1万7600人
こうした状況のなか、多くの方が避難生活を続けています。(16日午後2時時点) 避難者数は、輪島市では6226人、珠洲市では2796人、内灘町では126人などとなっています。 県の1.5次避難所や2次避難所も含めて、石川県内の避難者は約1万7600人となっています。