“衝撃の結末”に偽りなし!“ゆがんだ愛”の狂気の決着「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」
人生を変えてくれた大好きな役」と語る成田凌が狂気の殺人鬼を怪演
そして前作で刑務所内からサイバー攻撃を計画し、警察内の混乱に乗じて海外逃亡した浦野が、本作では遂に主人公となり、韓国・ソウルに潜伏していたことが発覚。そのブラックハッカーとしての腕を買われた浦野は、日本政府への大規模なサイバーテロ攻撃を計画する韓国の反政府組織“ムグンファ”に強制的に取り込まれてしまう。 日本と韓国を股にかけ、日本政府への大規模サイバーテロ攻撃が仕掛けられる本作は、シリーズ最大スケールの物語が展開。田中圭の演じた普通の会社員・富田が、タクシー内でスマホを落とし、他人に拾われてしまったという、誰にでも起こりうる小さな事件から始まった物語が、シリーズ3本で国境も越え、国家規模のテロ攻撃の物語にまで発展するとは、誰にも想像できなかっただろう。 毎回、予測できない展開で楽しませてきた本シリーズだが、最終章というだけに、シリーズキャラクターが総出演し、浦野と加賀谷の因縁の決着はもちろん、様々な伏線の回収や、衝撃の結末が描かれ、シリーズを見続けてきたファンにとっては、最高傑作となっている。また、本作は悪役・浦野を深堀りし、狂気のルーツなど初めて描かれることも多いため、シリーズ未見の方にも、浦野という人の心を操る天才的ブラックハッカーのダークヒーローを描くサスペンスミステリーとして、本作単体でも楽しめることだろう。 第1作で成田は、浦野の狂気を最高の不気味な怪演で表現。それは何度見ても強烈なインパクトがあり、トラウマとなった人も多いという。シリーズに欠かせない代表キャラとなり、今回は主役にまで昇格した浦野を演じてきた成田は、最新作の公開前にシリーズ第1作と第2作が地上波放送されることにあわせて、「よく言われます。スマホの映画を観てからすごく苦手ですとかトラウマですとか、こっちみないでとか、散々です」とコメント。喫茶店で女子高生が「あの作品を見てから成田凌苦手、わかるー」と盛り上がっていたことを偶然耳にしたエピソードも披露していた。それはある意味「役者冥利に尽きる」し、浦野は「大好きな役」であるとも語り、「私ごと嫌いにならないでください」「役ですからね!」とのお願いもユーモアたっぷりに伝えている。また、映画化発表時の公式コメントで「自分の人生を変えてくれた役」とも語っており、成田にとって思い入れの深い役であることは間違いないようだ。