「何を言われるんだろう」今永昇太は“ノーノー”継続を知らず「健康な状態でシーズンを過ごすことが大事」続投も志願せず
カブスの今永昇太が現地時間9月4日(日本時間5日)、本拠地でのパイレーツ戦に先発登板し、7回95球無安打無失点、7奪三振の快投で今季12勝目を挙げた。 【動画】ノーヒットの快投!今永昇太がパイレーツ打線を抑え込む 今永は快挙達成まで残り2イニングで降板することになったが、8回と9回はリリーフ2人で継投。3投手によるノーノー達成で12‐0とチームは快勝した。 地元メディア『Marquee Sports Network』は、試合後の今永のインタビュー映像を配信。それによれば、今永は自身がノーノーを継続していることを知らず「7回を投げ終えて、7回無失点だったらいつもカウンセル監督は明るい表情をして、僕のところに寄ってくるんですけど、すごく深刻そうな表情で寄ってきたので、何を言われるんだろうって気持ちでそのときに言われました」と振り返った。 今永自身は、続投を志願せず「僕の考えはまず今年1年間、健康な状態でシーズンを過ごすことが大事なので、僕はそういう気持ちを持っていて、カウンセル監督に、代わるときに『次の試合もその次の試合も良い状態を保ってもらいたい。僕はここで代えようと思うんだけど、どうですか?』って言われたときに、僕も全く同じ考えなので、監督に従いますという形で降板しました」と説明した。 また、「先発ピッチャーの自分よりかは、やはりリリーフで、難しい状況でマウンドに上がる彼らの方が準備する段階から難しかったでしょうし、プレッシャーがかかる場面だったので、そこを最後抑えた彼らとリードしたアマヤと、守ったみんなには、すごくリスペクトの気持ちがあります」と、チームメイトに尊敬の念を示していた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]